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[News]Android Autoって何?って人向けに簡単に解説します:グーグル、日本でも車載ソフト「Android Auto」を公開

グーグルは7月13日、車載システム向けソフトウェア「Android Auto」の提供を開始した。クルマやカーナビにAndroidスマートフォンを接続することで、スマートフォン内のアプリなどをナビ画面上で操作できるソフトだ。国内では当初、アウディや日産、フォルクスワーゲン、ホンダ、マセラティ、パナソニックの製品が対応する。
グーグル、日本でも車載ソフト「Android Auto」を公開

日本でもAndroid Autoの提供が開始されるようです。
とはいってもAndroid Autoってナニ?という人が多いと思いますので簡単に説明したいと思います。

まずはWikipediaのページがこちら。

Android Auto(アンドロイドオート)とは、Googleによって開発された、Android端末を車のテレマティクス装置と連動させるシステムである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Android_Auto

これもよくわかりませんね。

次にGoogleのblogの情報がこちら。

本日、Android Auto の日本での提供を開始しました。Android Auto は、車載インフォテインメントシステムを拡張するためのサービスです。Android Auto に対応した車やカーナビに、Android 搭載スマートフォンを USB ケーブルで接続することで、スマートフォン内のアプリなどをナビの画面上で操作することができます。

Android Auto の日本での提供を開始しました

つまりAndroid Autoとはスマホから車の機能をある程度操作するアプリ、と考えてよさそうです。

例えばあくまで一つの使用例ですが。
Android Autoに対応した車であれば、車とAndoroid5.0以降の端末をUSBで接続することで、カーナビの画面にGoogleMapを写したり、車載スピーカーから音楽を流したりすることが可能になるという事です。

これの何が便利なのか。

これまでもGoogleMapをカーナビ代わりに使用するケースってかなり多かったのですが、あくまでそれはスマホを車載装置に置いてスマホの画面で利用するというケースでした。
こでも便利は便利なのですが、例えばスマホの画面が小さいとナビとして使いづらいであるだとか、すでに古いカーナビが設置している車の場合、一番カーナビとして使いやすい場所はカーナビに占められていて、見づらい場所しか残ってないだとか、電源は別で取らないといけないだとか、様々なハードウェア由来の制限や不便があったわけです。

しかしながらAndroid Autoに対応した車であれば、USBで車と端末を接続すれば端末の画面が小さくてもカーナビの画面に映せば関係ありませんし、別の配線など必要なく電源も供給できますし、音楽も車載のスピーカーから流せます。

もちろん何でもかんでも利用できるわけではなく、Android Auto対応アプリを利用する必要があるようで、現在対応アプリはさほど多くありません。(対応アプリは数百と書かれていますが、GoogleのBlogから確認できたURLではそんなにはありませんでした)
https://play.google.com/store/apps/collection/promotion_3001303_android_auto_all
しかしながらSkypeであるとか、GooglePlayミュージックであるとか、TuneInRadioであるとか、とりあえず音楽を聴いたり通話したりといったアプリは対応していそうです。

また、恐らくですが今後カーナビの画面にスマホの動画を写したりするアプリもリリースされるんじゃないかと思います、停車中に映画を見ると言った使い方も可能になるんじゃないかなと。

対応車種に付いては前述のニュースページの以下が参考になります。

今後の対応予定について、日産はまずは全体の約2割のハイエンドモデルから対応を進め、将来的には全ラインアップで対応したいとしている。ホンダは詳細は語らなかったが順次対応機種を増やしていく方針だという。また、パナソニックはハイエンドモデルだけでなく、最もボリュームの多いミドルレンジまでは対応するとの意向を示した。

日産はハイエンドから対応予定、ホンダは不明、パナソニックはミドルレンジまで対応予定だそうです。

今すぐに日本で、という話ではありませんが、今後車を買い替える時に候補の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

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