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Windows10の強制アップグレードについてMSのテクノロジーセンターセンター長が回答しているけどその内容がおかしい

Microsoftがなぜユーザーに対してWindows10への強制アップグレードを行うのかについてMicrosoftテクノロジーセンターセンター長の澤円さんが回答しています。

日本マイクロソフト株式会社 マイクロソフトテクノロジーセンター センター長 澤円さん

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立教大学経済学部卒。生命保険のIT子会社勤務を経て、1997年、マイクロソフト(現日本マイクロソフト)に転職。情報共有系コンサルタントを経てプリセールスSEへ。競合対策専門営業チームマネージャ、ポータル&コラボレーショングループマネージャ、クラウドプラットフォーム営業本部本部長などを歴任。2011年7月、マイクロソフトテクノロジーセンター センター長に就任。著書に「外資系エリートのシンプルな伝え方」。「澤円のプレゼン塾」連載中

見るからに胡散臭い人ですがw

この澤円さんが言うには今回の強制アップデートはセキュリティ基盤の強化のためだそうです。

「Confickerというマルウェアが二番目に多く、MS08-067という脆弱性を狙います。これはその名前の通り2008年に作られたマルウェアで、Microsoftはとっくに対応済ですし、そのパッチも作って配布しているはずなんですが、8年経った今でも、未だにアタックを仕掛けてきてるんです。なぜだと思います?」

「あー、感染したパソコンの持ち主がアップデートしてないからですね」

「その通りです。厄介なのが、感染したパソコンを踏み台にして、別のパソコンにアタックを仕掛けるケースがたくさんあることなんですよ。感染したパソコンを使い続けると、知らない間に別の人に攻撃を仕掛けることになるんです」

「リテラシーの高い人たちなら常にアップデートして使っていただけるかと思うんですが、中にはパソコンに詳しくない人もいますから、こういった、感染しやすい状態の危険なパソコンがまだまだインターネットに繋がっているっていうのが現状なんです。それって、インターネットにとって良くないんですね。

いくら美味しい定食屋さんを作ったとしても、そのお店がある街がめちゃくちゃ治安が悪かったら食べに行こうとは思いませんよね?だからMicrosoftは、そういった危険な状態を改善するために、少し強引ともいわれますが、より安心・安全なWindows10へのアップグレードを進めているわけですよ。

「Microsoftが変わった」って言われてるけど本当なの?よくわかんないから直接聞いてきた

2008年にリリースしたMS08-067というセキュリティパッチをきちんと適用していない人が多く未だにConfickerによる感染が多発しており、Windows10に上げればこの感染が防げる、という事のようです。

そういうセキュリティ基盤を作るために今強制でアップデートを行っているそうですが…

ぱっと聞いただけでもおかしな話で、MS08-067が適用されないことが問題であればそれだけ強制適用で配布すればいい話です。

また調べてみるとMSが今必死にWindows10に上げようと強制アップデートを働きかけているWindows7以降のOSにConfickerは感染せず、つまり対象外なんですよね。
この話が本当だとしたら、MSは虫歯を削らず健康な歯を抜いていることになると思うのですが…

Confickerに限らずこういうことがあるから最新のOSに上げるべきだという話なんでしょうかね。

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