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オランダ消費者団体のサムスン訴訟を調べてみたら他人事ではなく日本も今後関係してきそうな話だった

オランダのコンシューマーグループからSamsungが訴えられているという話を聞いて少し調べてみました。

とりあえずこのあたりこのあたりのblogの記事を機械翻訳等でざっと流し読みした結果ですが。

オランダ最大の消費者団体がサムスンに対し、端末の発売から2年間はセキュリティアップデートを提供するように訴訟を起こしたという事のようです。
サムスンが訴えられた理由としてはオランダではサムスンのスマートフォンが80%のシェアを占めているという事かららしいです。
そして消費者団体が言うにはそのサムスンの提供する端末の82%に最新のOSが提供されていない。

そしてこの問題はサムスンに限らず、多くの端末メーカーにも言えることだという事のようです。

ここまで読んで思った事ですが、この件はセキュリティアップデートというよりも、セキュリティの問題に絡めて最新OSを2年間提供しろという話のような気がします。

でも本来この話って分けて考えるべき事ではないかと。
最新OSでなくてもセキュリティの担保は可能だろうと思いますし。

そしてそれでも最新OSの提供を求めるのであればきっと端末の値段ってもっと上がるんだろうなという事。
あと、これは決して「やっぱりサムスンは」とか「やっぱり韓国は」というような問題の話ではなく、日本の端末メーカーに置き換えて考えても、同じことがあてはまるという事です。

日本で発売されているAndroid端末の中で、どれだけの端末が発売から2年間最新OSが提供されているでしょうか。
答えは「ほとんど提供されてない」だと思います。

逆に年2回最新端末のリリースを繰り返している現在ではそんな対応不可能ですよね。
そろそろこの辺りの慣習が、日本も見直されていいのではと思います。

新機種なんて数年に一回にして、逆に既存機種のサポートにお金を払うようにするとか。
総務省さん、出番ですよw

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