docomoのコンテンツを利用：GR-GIANT ROBO- 感想
近年のジャイアントロボのアニメといえば2つあり、GRとTHE ANIMATIONですが。
THE ANIMATIONは大昔に見た記憶があるのでとりあえず初見のGRを見ました。
以下あらすじ（wikipediaより）
世界各地に謎の組織GROに操られる謎の巨大ロボットが出現し、古代遺跡を破壊するテロが行われるが、その目的は不明のままだった。
沖縄の島でアルバイトをしている青年・草間大作は、不思議な少女に導かれ、古代遺跡の巨大ロボットの専任操縦者となり、謎の組織と対決する事になる。
GROの目的は? そして、巨大ロボット同士の戦いの結末は?
なんというか、地味なアニメでした。
ジャイアントロボを素材にマーズ（6神が合体しない方）をリメイクしました、というような内容。
巨大ロボどうしの戦闘は鈍重で重厚感はあるものの、派手さに欠ける。
主人公は念力でロボを動かし、敵のロボは遠隔操作、そのため戦闘中に敵と主人公で主義主張をぶつけ合うという熱い展開にならない。
さらに敵がロボを操縦する際半裸のトナカイみたいな恰好でカプセルに入って操作するのも勘弁してほしい。
ロボどうしがいくら殴りあっても、それによって操縦者が血を吐いて死んでも、乗って操作しているのと遠隔操作とではやっぱり戦闘の熱さが全然違う。
そもそも主人公がなんとなくロボと契約してしまってよくわからない感じに戦い続けるのも、敵の目的がアレで黒幕がナニというのもなんだかなぁって感じ。
主人公ロボのパワーアップもタコとくっついて手が伸びるとか地味で格好悪い。
ヒロインもほとんど活躍しないし主人公とも絡まないで時々その姿を見せるだけなので、なぜ主人公がそんな必死になるのか共感できない。
敵も何がしたいのかよくわからないまま淡々と話が進んで最後にネタばらしするんだけど、その時の敵のボスも最後にいきなり出てきて少ししゃべるだけ、小物過ぎて最後のどんでん返しでアタフタしてもちっともすっきりしない。
そうこうしているうちに最後の敵が出てきて「人類滅ぼします」ってアホかと。
息をのむ熱い展開というのが全く無く、何が見せたくて本作を作ったのかが不明な感じでした。